こんにちは、BET OFFのラギです。
「今日こそ行かない」と思っていたのに、気づいたら店へ向かっていた。負けた日の夜は本気でやめようと思うのに、数日経つとまた行きたくなる。
そんな経験を繰り返していると、自分は意志が弱いのかもしれないと感じてしまいます。
僕自身も、負けた翌日にまた店へ行ったり、3か月離れたことで「自分はいつでもやめられる」と思い、再び店に入ったことがあります。そこから、以前より行く回数も使う金額も増えてしまいました。
このページは、そんな僕自身の経験と、実際に試してきた方法をもとに作った「パチンコ・パチスロから離れるための案内図」です。
今日から一生行かないと誓うためのページではありません。今日をやり過ごし、行きたくなる仕組みを知り、少しずつパチンコが中心ではない生活へ戻していくためのページです。
今日、行きたくなっている人へ
もし今、財布を持って店へ向かおうとしているなら、「行かない」と決め切らなくても大丈夫です。
代わりに、これから10分間だけ、行くかどうかを決めない時間を作ってみてください。
今から10分間でやること
- 店へ向かう移動を止める
コンビニ、カフェ、自宅など、その場で打たずに済む場所へ移動します。「見るだけ」「少しだけ」は、今は選ばないようにします。 - 10分のタイマーをかける
その間は、行くか行かないかの結論を出しません。水を飲む、深呼吸する、短い動画を見るなど、別の行動を一つ挟みます。 - 現金とキャッシュカードから距離を取る
必要な生活費まで使いそうなら、財布を置く、ATMのない場所へ移動するなど、すぐにお金を出せない状態を作ります。 - 今日行った後の夜を思い出す
勝てるかどうかではなく、帰宅したときにどんな気持ちでいたいかを考えます。 - もう一度だけ10分延長する
まだ気持ちが強ければ、もう10分だけ決定を先送りします。離れるための判断は、小さくて構いません。
今日の確認メモ
- 今、暇や退屈を埋めるために行こうとしていないか
- 負けたお金を取り返そうとしていないか
- 給料日、休日、イベント情報がきっかけになっていないか
- 本当は疲れやストレスを何とかしたいのではないか
- 今日使おうとしているお金を、失っても生活に影響はないか
全部に答えなくても大丈夫です。一つでも引っかかったなら、今はパチンコへ行く判断を少し遅らせてください。
やめたいのに戻ってしまう仕組み
パチンコから離れにくくなる背景には、意志だけでは説明できない仕組みがあります。
いつ当たるか分からないから、やめにくくなる
心理学では、不規則なタイミングで報酬が得られる仕組みを「変動比率強化」と呼びます。毎回は当たらなくても、ときどき大きな当たりが来ることで、行動が繰り返されやすくなります。
「次こそ当たるかもしれない」という期待が残るため、負けた経験がそのままブレーキになるとは限りません。
場所や時間が、行きたい気持ちを呼び起こす
仕事帰りの道、休日の朝、給料日、店から届く情報。こうしたものとパチンコが何度も結びつくと、それを見ただけで行きたい気持ちが出てくることがあります。これは「条件づけ」と呼ばれる仕組みで説明できます。
僕の場合、強いきっかけの一つは「時間があること」でした。予定のない休日を作ると、自然にパチンコが候補へ入ってきました。
負けた後ほど、取り返したくなる
失ったお金を取り返そうとして、さらに賭け続ける行動は「チェイシング」と呼ばれます。ですが、次に使うお金は、すでに失ったお金とは別の生活費です。
取り返すことを考え始めた日は、勝負を続ける日ではなく、お金から距離を取る日だと考えてみてください。
意志より先に環境を変える
「もう絶対に行かない」と何度も言い聞かせるより、行きにくい環境を作るほうが、毎日の判断回数を減らせます。
情報との距離を作る
- パチンコ店や関連アカウントの通知を切る
- イベント情報を調べるアプリやブックマークを削除する
- 動画サイトの視聴履歴から実戦動画を減らしていく
- 店の前を通らない帰宅ルートを一つ作る
お金との距離を作る
- 持ち歩く現金を必要な分だけにする
- 生活費を先に別の口座や封筒へ分ける
- 負けた日に追加のお金を下ろさない
- 借りて打つ、支払いを後回しにして打つ行動を止める
空白の時間を先に埋める
パチンコをやめた後にできる空白は、思っている以上に大きいものです。その時間を何で埋めるか決めていないと、パチンコへ戻りやすくなります。
立派な趣味を見つける必要はありません。中古ゲームを買う、部屋を片づける、欲しかった物を見に行く、車や電車で少し遠くへ行く。それくらいからで十分です。
予定は「休日に何かする」ではなく、「日曜の10時に車で○○へ行く」のように、時間まで決めておくと実行しやすくなります。
パチンコから離れる30日間のロードマップ
1日目:今日だけ店へ行かない
- パチンコ関連の通知を切る
- 帰宅ルートを変える
- 使わなかった金額をメモする
- 夜に「行きたくなった時間と理由」を一行だけ書く
2~7日目:自分のきっかけを見つける
行きたい気持ちが出たら、次の4点だけ記録します。
- 何時だったか
- どこにいたか
- 直前に何を見たり考えたりしたか
- 退屈、疲れ、怒り、不安など、どんな気分だったか
一週間ほど記録すると、自分が行きたくなる条件が少しずつ見えてきます。
8~14日目:お金の流れを変える
- 一週間で使わずに済んだ金額を確認する
- 生活費と自由に使えるお金を分ける
- 使わなかったお金の一部を、目に見える物や体験へ使う
貯金だけが正解ではありません。服、外食、旅行、家族や恋人へのプレゼントなど、「パチンコ以外に使った実感」を作ることも、生活を取り戻すきっかけになります。
15~21日目:休日を作り直す
- 休日の午前中に予定を入れる
- 一人で店へ行きやすい時間帯を避ける
- 少しだけ楽しみにできる予定を一つ作る
朝から完璧な休日にしなくて大丈夫です。「午前中を店以外で過ごせた」だけでも、以前とは違う一日です。
22~30日目:油断しやすい場面を決めておく
- 給料日
- 長い連休
- 仕事で強いストレスを感じた日
- 一度だけなら大丈夫と思った日
- 少しお金に余裕ができた日
「行かない自信がついたとき」も注意が必要です。自信を試すために店へ入る必要はありません。離れていられる状態そのものが、すでに結果です。
また行ってしまった後の立て直し方
一度行ってしまったからといって、それまで離れていた時間が全部なくなるわけではありません。
ただし、「もう行ってしまったから今日は好きなだけ打とう」「明日取り返そう」と考えると、連続して戻りやすくなります。
行ってしまった日は、次の4つだけ確認してください。
- 追加のお金を下ろさず、その日の行動を止める
- 翌日は店へ行かない予定を具体的に入れる
- 何がきっかけだったかを一行で記録する
- 一人で止めにくい状態なら、家族や相談機関へ話す
失敗を責め続けるより、「どこから戻ったのか」を見つけるほうが、次の対策につながります。
一人では難しいと感じたときの相談先
次のような状態がある場合は、このページの方法だけで何とかしようとせず、専門の相談先を利用してください。
- 生活費や家族のお金に手をつけている
- 借金をして打っている
- 仕事や家庭生活に大きな影響が出ている
- 自分では回数や金額を止められない
- 負けた後に、自分を傷つけたいほど追い詰められる
ギャンブル等依存症について相談する
厚生労働省は、保健所、精神保健福祉センター、依存症相談拠点、専門医療機関、自助グループなどを主な相談先として案内しています。
借金や返済について相談する
返済のために別の場所から借りる前に、公的な多重債務相談窓口や法律の専門家へ相談してください。
気持ちが限界になっているとき
今すぐ自分を傷つけてしまいそうな場合は、119(救急)または110へ連絡し、一人にならないでください。電話やSNSで話せる窓口もあります。
このページについて
BET OFFは、ラギ自身の経験や、実際に試した方法を共有するメディアです。本ページは一般的な情報提供を目的としており、医師による診断や治療、専門家の助言に代わるものではありません。
今日の一歩だけ決める
パチンコをやめることを考えると、「もう一生行けない」と感じて苦しくなることがあります。
でも、今日の段階で一生分を決める必要はありません。
店へ向かうのを10分遅らせる。財布を置く。帰り道を変える。明日の午前中に予定を入れる。
そうした小さな行動を重ねるうちに、パチンコが中心だった生活に、少しずつ別の選択肢が戻ってきます。
今日は、今日の分だけ離れてみてください。
最終更新:2026年7月